「男のアロマ」のテーマで当店を取材していただきました。どんな記事になるか楽しみ。
そういえば、先月末にも取材していただきました。しかも日本テレビ、news every!いろんな経験してるけど、まさか全国放送で日中貿易についてコメントする立場になるとは考えてもいなかった。
18:00台のニュースだったので、知り合いで見てる人は少ないだろうと思っていたんですが、以外と見てる人多かった。翌日の朝も流れたみたいで岡山の取引先様から「見たよー!」と電話いただきました。
取材の内容は、「4月から中国からの輸入に特恵関税制度が適用されなくなるため、中国からの輸入品が値上がりする可能性がある」ことでした。ろうそくの場合、関税が特恵関税の0%から通常の3.9%になり、単純に3.9%仕入れ値が上がることになります。
特恵関税制度の目的が「開発途上国の輸出所得の増大、工業化と経済発展の促進を図るため、開発途上国から輸入される一定の農水産品、鉱工業産品に対し、一般の関税率よりも低い税率(特恵税率)を適用する制度」なので、中国が「開発途上国」ではなくなったということでしょう。この点について、異論はまったくないので、特恵関税が利用できなくなることも致し方ないと考えています。
では、本当に「特恵関税適用除外」で、中国からの輸入品が値上げされるのか?
当店が中国から輸入しているろうそくの場合、原価はおおまかに以下の影響を受けます。
- 為替
- 原材料のパラフィン価格(原油価格に連動)
- 中国の人件費(上昇中)
- 海上・陸上輸送費
- 関税(+3.9%)
すでに複数回中国からキャンドルを輸入しているのですが、パラフィン価格・人件費等の上昇を理由に毎回US$ベースで値上げされています。それでも販売価格を値上げせずにすんだのは為替のおかげです。円高が進んだために、値上げ分を吸収することができたのです。
前述の通り、特恵関税制度の適用がなくなると3.9%の値上げ要因になりますが、中国の人件費は毎年これよりも上がってますし、原油価格も中東情勢の影響で上昇しています。何よりも大きいのが為替です。人民元は様々な圧力もありUS$に対して上昇傾向、さらに円安になったら価格に直結します。為替なんて半年で10%動くことは珍しくもなんともありません。
つまり、”為替、中国の人件費、原材料価格の変動”の方が”特恵関税制度適用除外による3.9%”よりも大きく価格に影響すると思います。
では、中国から輸入しているキャンドルを他国から輸入すれば?ということになりますが、キャンドルに限らず、徐々に他国からの輸入に切り替わっていくと思います。
日本も1970年代まではキャンドルの輸出国だったんです。それがドルショックで採算が合わなくなり、欧米にあまり輸出されなくなりました。40年経って中国でも同じようなことが起こるかもしれません。
最後に、中国から輸入しているキャンドルです。
安いでしょ!



